2018年12月22日土曜日

VMworld2018で感じたこと、この先何が起きるのか?


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このBlogは vExperts Advent Calendar 2018 に参加しています。
https://adventar.org/calendars/3101
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VMworld2018 ラスベガスへ行ってきた思い出を書きつつ、あまりメディアで語られていない角度から「今後のVMware」について感じたことをまとめたいと思います。



2018年10月3日水曜日

vSAN障害試験・ベーシックなやつ(再掲)

DELLさんへ3年前に寄稿させていただいた記事のURLが変わったということで、こちらに新しいURLをまとめておきます。


DELL サーバ x  VMware で時代を切り拓く新しいストレージ"VSAN"

第1回 〜はじめに〜
 
第2回 〜HDD交換編〜
 
第3回 〜キャッシュ用SSD交換編〜
 
第4回 〜ESXホスト障害〜
 
第5回 〜メンテナンスモード・3台構成〜
 
第6回 〜VSANを拡張しよう〜
 
第7回 〜4台構成におけるキャパシティHDD〜
 
第8回 〜4台構成におけるキャッシュSSD〜
 
第9回 〜4台構成でのESXホスト障害〜
 
第10回 〜4台構成におけるメンテナンス〜
 
第11回 〜Lastまとめ〜


以上

2018年9月30日日曜日

vSANサイジング(改訂版)

公式な見解にばらつきがなくなってきたので、最近はこれでざっくり計算しています。


実効容量 ÷ 0.7 × 2 ÷ Activeノード数
 = ESXあたりの物理(Capacity)容量


ひとつづつ解説します。

(1)実効容量 ・・・ 実際に必要なバケツサイズ

(2)必要な容量 ÷ 0.7 ・・・ リバランス対策

  • (使用率80%を超過させない&オーバーヘッド等のバッファを見込んで70%までしか使わない)

(3)オーバーヘッド込みサイズ ×2 ・・・ FTT=1の場合は容量2倍

(4)全部で必要な物理容量 ÷ActiveなESX台数 ・・・ 縮退時ミラーリングをMax考慮

  • Standby相当はわり算から除外

(5)<上記4>を満たす、ESXごとのCapacityデバイスを選定



実効容量の10%以上 ÷ Activeノード数
 = ESXあたりの Cache容量

(6)全体で必要なキャッシュ容量 ・・・ 実際に読み書きに対して10%以上
(7)ActiveなESX台数で割る

(8)最後にStandby相当のESXを1つ追加



◆計算例(実効5TB、3+1ノード構成、FTT=1の場合)

◯Capacity計算
(1)Datastoreとして、実効5TB必要な場合
(2)5 ÷ 0.7 = 7.15TB (FTT[可用性]の要件にかかわらず、必要)
(3)7.15 × 2 = 14.3TB (可用性[FTT]を考慮した全体の物理容量)
(4)14.3 ÷ (4-1) = 4.8TB (ESX1台あたり必要な物理容量)
(5)1.2TBのSASドライブ4本 (Capacity要件)

  →最後に、コンパチが取れているパーツであることを確認
  →パーツの販売終了などもあるので、最新状況はDistributorに相談を

◯Cache計算
(6)5TB × 10% = 500GB(実効の10%以上、全体で必要な容量)
(7)500GB ÷ 3 = 170GB (ESX1台あたり必要な容量)

  5番&7番の結果より、各ESXに搭載するvSANドライブは
   「Cache:200GB x1」「Capacity:1200GB x4」が確定 ※Boot用は別途

  →Cache/Capacityドライブ数の組合せが、論理仕様に収まっているかチェック
  →最後に、コンパチが取れているパーツであることを確認
  →パーツの販売終了などもあるので、最新状況はDistributorに相談を
   SSDは世代交代が激しいので注意! 後継のパーツ案内してくれるDistiが親切

(8)Standby相当のESXをもう1台プラス ※縮退時のデータコピーを考えて
以上




2018年8月26日日曜日

LAS(マッカラン国際空港)からの移動は、Uberで!!

#VMworld 真っ盛りなので、移動に便利なHackをいくつかお届けしたいと思います。


空港→ホテル の移動は、Uberをおすすめします。

ホテル等からの移動は、TAXIとUberでエリアの棲み分けなどがありますが・・・
空港でのUberは "Ride Shre"システムとしてきちんと完成されているのです。


====おおまかな流れ====

国内編:
(1)日本にいるうちに、Uberアプリをインストール
(2)連絡先とカード決済情報を設定しておく
(3)予めホテルがわかっていれば、行き先を保存しておく

現地編:
(4)乗車人数・荷物の規模・Uber乗り場を把握
(5)アプリでUberを手配(ドライバーが確定すると、車種・ナンバーが通知されます)
(6)合流地点で待ち合わせ(ドライバーとはTextチャットでやり取り)
(7)ドライバーと軽く挨拶。自分の名前を伝えていざ乗車。目的地はUberで説明済み
(8)目的地に到着しても支払い不要(Uberと連携したカードで引き落とされます)

その後:
(9)メールで金額の引き落とし結果が届きます。
(10)ドライバーの評価(★5つがMax評価)をお忘れなく!!


====いざ、実践 !! ====

2018年6月14日木曜日

1ノードSDDC

こんな記事が海外に出ていました。
https://blogs.vmware.com/virtualblocks/2018/06/07/single-host-vsan/

要約すると
 ・VMC on AWS (VMware Cloud on AWS)で、30日トライアル期間が用意された
 ・可用性はない(FTT=0)
 ・Webコンソールから簡単に本番構成(4ノードSDDC)に移行できる
 ・トライアル期間終了までに本番移行しないと、自動で消去される
とのこと


さすが、SPBM(Storage Policy-Based Management)ならではの運用ですね。

ポイント
 ・2N+1構成ルールから考えれば、FTT=0なら (2x0)+1 = 1 なので当然正しい動作
 ・VMC on AWSらしく、ワンクリックで物理ノードをクラスタに自動追加
 ・その他構成はSDDCなので全自動
 ・ノード拡張後は、SPBMで可用性を簡単にUPできる


SPBMは、LUNベースの可用性管理から、VM単位の可用性管理が特徴で
VMのコストとSLAのバランスを柔軟にコントロールすることができます。

さらに、デフォルトでポリシーを定義しておくことで、
VM作成時にストレージの可用性(どのデータストアに配置するか?)を意識することなく、楽々運用ができます。

2018年3月11日日曜日

vExpert2018受賞できました。ありがとうございます。



VMworld2017@LasVegas



今年も受賞することが出来ました。
ありがとうございます。






昨年は夢を語る活動が増えた1年でした。


@vFORUM2017
https://vforum.jp/osaka/program/digitalworkspace/EDW4S707Y/



@SoftBankWorld2017
https://japan.zdnet.com/extra/softbankworld_201707/35105464/



@vSAN
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1705/26/news06.html
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1702/10/news02.html



その他

https://licensecounter.jp/vmware/information/news/


アメリカからグイッと夢を語るようにお告げがありましたので、

2018年も引き続き、皆さんを”ちょっと先の未来へ”お連れできたらと思います。


よろしくお願いします。